A・Uさん

interview 02

管理の現場で培った 「お客様視点」

真のデベロッパーを目指す

僕のキャリアパス

A・Uさん 開発事業本部 事業推進第1部/2022年入社

マンションや物流倉庫などの開発推進、事業計画の立案から実施までを担当。入社後はマンション管理や新規事業の仕入れも経験し、管理と開発の双方の視点を持つ。

(2026年7月末時点)

01 はじまり

「つくって終わり」のデベロッパーには、 なりたくなかった

きっかけは、大学2年の時に参加した青森県でのインターンシップでした。過疎化が進む地域に住み込み、街の活性化を住民の方々にプレゼンする。この経験を通して「街づくりって面白い」と心から思えるようになりました。

就職活動では、街づくりに直結するデベロッパーに的を絞りました。開発に携わる仕事で一人前になるには何が必要か、そう考え抜いてたどり着いたのは「建物が完成した後の『管理』を知らなければ、本当に求められる建物は作れない」という答えでした。

開発だけでなく管理までを一貫して手がける清水総合開発なら、建物をつくるだけではなく、その先まで見据えた街づくりができる。
その直感を信じ、入社を決めました。

02 積み重ねた日々

向き合い続けた先に、 「君でよかった」という言葉があった

入社2年目に所属していたライフサポート事業部で、修繕積立金値上げの住民説明会を行うことになりました。しかし、そこで待っていたのは、「勝手に進めないでほしい」という厳しいご意見でした。当時の私は、会社として決まっていることや正論をお伝えすることに精一杯で、なかなかお客様の気持ちに寄り添うことができていなかったのだと思います。

どうすれば住民の方に納得いただけるのか必死に考え、ただ会社の意見を押し付けるのではなく、「マンションの資産価値を守るために絶対に必要です」と、なぜ値上げが必要なのかを理解していただけるよう、提案資料も一から作り込み、粘り強くご説明しました。

少しずつ思いが伝わり、最終的には無事に合意いただくことができました。案件を離れる際には、「君が担当でよかった」と声をかけていただき、その言葉がとても嬉しかったことを覚えています。

この経験を通して、現場で相手の声に真摯に向き合い続けることが、少しずつ信頼につながっていくのだと学びました。それは今の私の仕事への向き合い方を支える、大切な信念になっています。

03 忘れられない瞬間

総事業費約60億円の新規プロジェクトを任され、 挑戦する力を育ててもらった

3年目に異動したプロジェクト開発部で「会社初の物流施設へのエクイティ出資」という新規事業の仕入れ担当を任されました。総事業費は約60億円に上る巨大な案件です。

当時の部署は部長、副部長、そして僕の3人だけ。上司たちにとっても初めての挑戦だったため、「年齢や役職に関係なく、全員平等にゼロから進めよう」と大きな裁量が委ねられました。

最も苦労したのは膨大な契約書です。200ページに及ぶ契約書をはじめ約20の書類を一語一句読み込み、弁護士と相談しながら社内プレゼンに向けて整理。「このまま自分が理解できなければ、会社にとって初めてのプロジェクトが止まってしまう」。プレッシャーを感じて何度も心が折れそうになりましたが、部長や副部長が朝から晩まで、専門用語などを親身に教えてくれ、乗り越えることができました。

大きな仕事を任せてもらったからこそ、自分で考えて動くことの難しさも知りました。一方で、困ったときには支えてくれる人がいる。その環境の中で挑戦させてもらえたことが、今の自分につながっていると感じています。

04 そして、いま

サウナ付きの部屋から回遊動線まで こだわりを形にする「巻き込み力」

現在は賃貸マンションや物流倉庫などの開発に携わっています。醍醐味は、自分のこだわりやアイデアを、実際の建物として形にできることです。今開発しているマンションでは、最上階の住戸にサウナを設置したり、回遊動線を取り入れた間取りを検討したりと、アイデアを図面に落とし込み、少しずつ形にしていく過程にワクワクします。

もちろん、自分一人の力だけで実現できるものではありません。こだわりを形にするためには、設計会社や施工会社など、さまざまな立場の方に協力してもらいながら進めていくことが大切です。だからこそ、分からないことは素直に聞く。笑顔を絶やさず、相手の懐に飛び込んでいく。そして、日々のタスク管理を徹底し、「期限を守る」という基本を何よりも大切にしています。

自分のアイデアを実現するために、周囲の力を借りながら一緒に形にしていく。そんな「巻き込み力」も、この仕事を通して身につけてきたものだと思います。

ここだけの話

自分の熱意やこだわりを伝える時、僕はつい身振り手振りが大きくなってしまいます。「もっとシュッとして」「シャッとした動きをつけて」など、擬音語を交えて全身で伝える。少し不器用かもしれませんが、これが一番相手に伝わると信じています(笑)。

05 これからの未来

未開拓の領域へ 管理を知るデベロッパーとして、更なる高みを目指す

「建物を作るだけでなく、その先に入居されるお客様の顔を想像しながら事業を進める」。分譲マンションの管理で培ったこの視点こそが、デベロッパーとしての僕の強みになっています。

今の事業推進の道を極め、プロフェッショナルとしてこだわり抜いた建物を世に送り出し、再び仕入れの最前線に立つ。そして、清水総合開発にとって未知なるプロジェクトを自らの手で切り拓いていきたいという野心も抱いています。

どんな困難にも笑顔で向き合い、周囲と力を合わせながら、一歩ずつ前へ進んでいく。その先にあるのは、そこに暮らす方々が心地よく過ごせる街づくりです。

これからも新しいことに挑戦しながら、自分らしく街の未来を形にしていきたいと思います。