A・Sさん

interview 05

受け身だった自分に 背中を押してくれる人がいた

支えてもらった経験を力に、

自分から動ける人へ

A・Sさん 開発事業本部 情報開発第1部

2023年に新卒で入社。開発用地の取得や事業企画を担当。土地の現地調査から収益率の試算、社内プレゼンなど、用地仕入れの最前線で経験を積んでいる。

(2026年7月末時点)

01 はじまり

「この人たちと働きたい」 安心できる環境が、踏み出す勇気をくれた

最初は、デザインなどちょっとキラキラした華やかな仕事に憧れていて。まさか自分が、ゼロから土地を探し出す用地仕入れにのめり込むとは想像もしていませんでした。

変わるきっかけは、当社のインターンシップです。ワークショップで「どんなマンションを作るか」を話し合う中で、土地選定から始まる業務の奥深さに初めて触れ、惹きつけられました。

そして入社の決め手になったのは「人」です。「この会社はこういう会社だよ」と、先輩方が飾らず、素直な言葉で伝えてくれました。仕事の面白さだけでなく、大変なことや、若いうちから挑戦できることも含めて、ありのままに話してくれたんです。その言葉の一つひとつから、会社のことを知ってほしい、入社後も安心して働いてほしいという気持ちが伝わってきました。

表面的な言葉ではなく、本当に寄り添ってくれている温かさを感じ、「この人たちと働きたい」と心から思えました。社会人生活には不安もありましたが、この環境があったからこそ、安心して最初の一歩を踏み出せたんだと思います。

02 積み重ねた日々

1000件に1件の厳しい世界 情報ゼロから積み上げた、私の自信

配属当初の私は先輩が持ってきた案件の資料作成を手伝うだけで、受け身の姿勢でした。でも1年が経つ頃、「自分のルートで買いたい」という思いが芽生え始めたのです。

用地仕入れは「情報を1000件いただいて、1件買えるかどうか」というシビアな世界です。意気込んで仲介業者さんにアポを取り足を運んでも、最初は名刺交換をしていただけるだけで、具体的な情報は一切もらえない期間が続きました。

「それならまずは自分を知ってもらおう」と、用事の有無にかかわらず、1〜2ヶ月に1回のペースで訪問を続けました。最初は訪問してもなかなか具体的な情報をいただけませんでしたが、それでも顔を出し続け、当社の新しい取り組みなどを地道に伝えていきました。そうして少しずつ会話を重ね、関係を築いていった結果、1年後に先方から直接、規模の大きな案件の情報を電話でいただけるように。情報を1000件いただいて、買えるのは1件かどうか。そんな世界で、何度も足を運び、少しずつ信頼を積み重ねてきたものが実を結んだ瞬間は、大きな自信につながりました。

03 忘れられない瞬間

目先の数字ではなく、街を見る 「自分から取りに行く」マインドへ

私の直属の上司は、どんな時でも必ず手を止めて話を聞いてくれる人です。

以前、表面上の数字と収支だけを見て「金額が合わない。もうダメだな」と諦めかけていた案件がありました。上司に何げなく相談すると「周辺を広げてみると、賃料も上がっているエリアだし、賃貸マンションのニーズが取れるよ」と親身に教えてくれました。

目先の数字ではなく、その街に住む人々の生活を想像する。その視点にハッとさせられ、「もう少し粘って検討してみよう」と意識が変わりました。頭ごなしに否定するのではなく、「私だったらこうする」と自分の考えを示しながらも、私の意思を尊重してくれる。そんな思いやりを感じられたことも、もう一歩踏み込んで考えてみようという意欲につながりました。

当社初の防音マンション取得の際も、私自身にとって初めての検証作業に、一担当者として携わりました。上司と一緒に取得に向けた検証を進める中で、自分なりの意見を出しながら考える経験ができたんです。一人で抱え込むのではなく、分からないことは相談しながら、自分で考えて進めていく。その経験が、「自分もやってみよう」と思えるきっかけになりました。

そうした経験の積み重ねが、受け身だった私を「自分から仕事を取りに行こう」という意識へ変えてくれました。

04 そして、いま

「御社だからお願いしたい」 その言葉が、仕事の原動力になる

入社して3年。今では、仲介業者さんから「御社だからお願いしたい」と声をかけていただける機会が増えました。約束の期限を必ず守るといった当たり前の徹底や、私自身の人柄を信頼していただけたのだと実感し、これまでの努力が実を結んだ実感があります。

この仕事は個人の力量も問われますが、当社では「誰か一人が抱え込むというよりは、みんなで解決していこう」という空気があります。自分が壁にぶつかった時も、先輩や上司が損得抜きで助けてくれました。

受け取ったものは返したい。ただ個人の数字を追うのではなく、「私を支えてくれるこの温かいチームのために、部のために自分も貢献したい」と、心から自然と思えます。

ここだけの話

休日に友人と街を歩いている時でも、つい新しく建っている「建築看板」を見つけては、立ち止まってじっくり見てしまいます。どんな建物が建つのか気になってしまう、職業病ともいえるプライベートのエピソードです(笑)。

05 これからの未来

「あなただから任せられる」 と言われるように、もっと自分から

推進から管理まで一貫して手がける清水総合開発で、まずは用地取得の担当として、一人で課題を解決できる「一人前」になる。それが私の直近の目標です。仕入れの最前線で確かな基盤を作った後は、他の部署でも経験を積みたいですね。不動産のプロフェッショナルとして、さらに視野を広げていくつもりです。

先輩が私に「勇気と自信」をくれたように、今度は私が後輩の背中を押す番です。どんなに忙しくても、決して聞きづらい空気を作らず、いつでもすぐに相談に乗れる存在でありたいです。

「Sさんだから任せられるよね」周囲からそう頼られる存在へと成長していくことが、私の思い描くこれからの未来です。