Y・Mさん

interview 06

「一緒に働きたい」 から始まった13年間

人とのつながりが、

仕事を面白くする

Y・Mさん PM事業本部 PM営業第1部 グループ長/2014年入社

新卒で入社し、今年で13年目。PM営業の部署を中心にキャリアを重ね、親会社への出向や大型物件の常駐管理も経験。2026年4月グループ長に任命され、後輩の育成にも携わる。

(2026年7月末時点)

01 はじまり

不動産への興味より先に、“人”に惹かれた

就職活動をしていた頃は、特定の業界に的を絞らずさまざまな企業を見ていました。安定した仕事に就きたい、社会に貢献したいという思いを大切にしながら、自分に合った場所を探していたのを覚えています。

そんな中で清水総合開発に興味を持ったきっかけは、会社説明会で出会った社員の方々でした。会社の話だけでなく、就職活動の悩みにまで親身に耳を傾けてくれる姿勢に触れ、「この人たちと働いてみたい」と強く感じたんです。

入社して13年経った今も、その印象は変わりません。困った時には自然と声を掛け合う文化があり、休日の付き合いも自然にある。人との出会いに惹かれて選んだこの場所は、今の自分にとってかけがえのない居場所になっています。

02 積み重ねた日々

現場、出向、常駐管理 遠回りのようで、実は一直線だった

入社してすぐ、営業として現場に立ちました。目の前の仕事に夢中で向き合いながら、少しずつ経験を重ねていた6年目、親会社への出向が決まりました。

そこで任されたのは、PMとは反対側、つまりオーナー様の立場から物件を見つめる仕事でした。管理を任せる側は、どこに目を向け、何を大切にし、どのような基準で判断するのか。それまで想像することしかできなかった景色を、初めて内側から見ることができたのです。

一つひとつの気づきが、自分のなかに新しい視点として積み重なっていきました。管理する側と、任せる側。二つの立場を知った経験は、今も物事を多面的に捉えるための大切な土台になっています。

出向を終えて戻ってからは、大型物件の常駐管理も経験しました。オフィス、物流倉庫、ホテル——。建物にはそれぞれ異なる役割があり、そこで過ごす人の営みがあります。

物件が変われば、求められる知識も、向き合う課題も変わる。決して簡単な仕事ではありません。それでも、一つの“壁”を越えるたびに、昨日まで見えなかったものが見えるようになる。その手応えが、次の一歩を踏み出す力になりました。

振り返れば、少し遠回りに見える道だったかもしれません。けれど、どの経験も途切れることなくつながり、今の私へと続いています。歩いてきた道のすべてが、確かに自分をつくってくれたのだと思います。

03 忘れられない瞬間

「あなたなら、どうする?」 上司のその一言で、目が覚めた

まだ経験も浅かった3年目のある日、担当していた建物で原因のわからない水漏れが起きました。そんな経験は初めてでどう対応すべきか判断に迷い、私はすぐに上司へ意見を求めました。返ってきたのは、「あなたなら、どうする?」というひと言。いきなり正解を求めるのではなく、まず自分の頭で考えることの大切さに、初めて気づかされた瞬間でした。

物件の管理という仕事は、“スムーズに進んで当たり前”“トラブルが起きれば非常事態”と思われがちです。問題が起きれば休日であっても現場に駆けつけ、協力会社と連絡を取り合いながら対応する。その場その場で考えながら動く、フットワークの軽さが求められる仕事だとつくづく感じます。

そして、大変な思いをしながらもなんとか片付いたときには、静かな達成感があります。誰かに褒められることの少ない仕事だからこそ、時折いただく「助かったよ」というひと言に、今も救われているのだと思います。

04 そして、いま

頼られる立場になった今も、 学び続ける毎日がある

2026年4月、私はグループ長という役割をいただきました。嬉しさと同時に、背筋がすっと伸びるような思いがしたのを覚えています。

これまでは、自分の仕事にしっかり向き合うことで精いっぱいでした。けれど今は、後輩たちの表情や声の調子、ふとした沈黙にも目を向けるように心がけています。言葉になる前の小さな困りごとに、できるだけ早く気づける存在でありたいと思うからです。

とはいえ、特別なことをしているわけではありません。何気ない会話を絶やさないこと。忙しいときほど、こちらから声をかけること。困ったときに、迷わず頼ってもらえる空気をつくること。目には見えない、そんな小さな積み重ねを何より大切にしています。

私が入社した頃に比べ、会社全体に若い世代が増えました。そのため、以前にも増して確かに活気が生まれているのを感じます。誰かが声を上げ、誰かが立ち止まって耳を傾け、誰かがそれを形にする。そんなふうに、あたたかさが循環する土壌に支えられながら、今度は私が、誰かの成長をそっと支える番なのだと思っています。

ここだけの話

街を歩いていても、つい「ここのメンテナンス大変そうだな」「このイルミネーション、結構お金かかっているだろうな」と管理目線で見てしまうんです(笑)友人に話すと驚かれますが、実は、そうしたところから物件管理のアイデアをいただくこともあるんですよ。

05 これからの未来

チームの柱として、 誰かに頼られる自分でありたい

今後のキャリアを考える上で目指したいのは、チームの柱と呼べるような存在になることです。困ったときに、誰もが安心して頼れる。判断に迷ったとき、まず相談したいと思ってもらえる。そんな存在でありたいと思っています。

不動産の管理という仕事は、決して一人でできるものではありません。だからこそ、これまで積み重ねてきた経験を後輩たちへ丁寧に伝えながら、チームみんなで成長していける環境をつくっていきたい。自分自身も、まだ知らない物件や業務に触れながら、学び続けていきたいと思っています。

あの日、上司からもらった「あなたなら、どうする?」という言葉が、今の私を支えているように、いつか私という存在そのものが、誰かにとっての心の拠りどころになれたなら――。そう願いながら、これからも目の前の仕事と人に、誠実に向き合っていきたいと思います。