M・Yさん

interview 03

海運業から不動産業界へ やりたいことを諦めない

その気持ちが

今の自分をつくっている

M・Yさん PM事業本部 リーシングマネジメント部/2021年入社

前職は海運業界で営業事務として勤務。中途入社後はアカウント統括部を経て、2025年春にリーシングマネジメント部へ異動。オフィスビルの仲介業務を担当し、現在5年目を迎える。

(2026年7月末時点)

01 はじまり

海運から不動産へ 20代の終わり、異業種へのチャレンジ

前職は海運業界で、営業事務として働いていました。そんな中、来る日も来る日も同じような書類と向き合う中で、「この先もずっと、この毎日が続いていくのだろうか」とふと立ち止まる瞬間がありました。そのうち新しいことに挑戦したいという思いが強くなり、次の道を探していたころ、ふと目に留まったのが、通勤の途中で何気なく眺めていた街のビルでした。

人や企業の営みを、静かに支えている存在。そのことに気づいたとき、「私もこの仕事に関わりたい」と思ったんです。

実は母もかつて不動産業界で働いていて、その仕事のおもしろさを、昔から折に触れて聞いていました。母を通して感じていた身近さが、気づけば私をこの会社へ導いてくれたのかもしれません。

02 積み重ねた日々

初めての営業同行 会社の顔として立つ上司の姿はまぶしかった

最初の配属はアカウント統括部で、管理物件の請求業務を担当しました。営業という仕事に足を踏み入れたのは、2025年4月、リーシングマネジメント部へ異動してからです。

前職含め社外のお客様と直接向き合うのは初めてだったので、不安がなかったわけではありません。それでも、アカウント統括部にいた頃に取った宅建の資格を、やっと活かせるんだ——。そんな思いが、不安を少しずつ塗り替えてくれました。

今も忘れられないのが、上司と初めて営業に出かけた日のことです。物件を内覧するお客様の前で丁寧に、そしてテキパキと説明していく上司の背中は、驚くほど頼もしく見えました。
緊張しながらその隣に立ちつつ、「私たちは、お客様が初めてリアルに対面する会社の“顔”なのだ」と知りました。

03 忘れられない瞬間

「ここに決めて良かった」 お客様のその一言は、今でも胸に響いている

最初の頃は、何もかもが手探りでした。契約書の読み方も、ビルの管理の仕組みも、すべてが知識ゼロからのスタートです。

お客様に物件をご案内中、不意の質問に答えられずしどろもどろになってしまったこともあります。そんなときは隣にいた上司がさりげなく助け船を出してくれて、その場を乗り切ることができました。「知らないことは、素直に聞けばいいんだよ」あとからかけてもらったその言葉にも救われました。

やがて私なりに、“成長するためのルール”をいくつか手にするようになりました。その日知ったことを一つずつメモに残し、しばしば見直す。お客様をご案内するときは、事前にビルの規則を頭に入れ、聞かれそうな質問をまとめておく。そんな地道な積み重ねが、少しずつ自信に変わっていきました。

異動して一年ほど経ったころ、ある企業の社長様のオフィス探しをお手伝いしたことがあります。私と同年代の方だったこともあり、印象に残っているお客様です。物件をセレクトし、実際にご案内して、賃料の交渉もようやく落着。そしてとうとう、物件をお引き渡しする日、「ここが自分のオフィスになるんだ」と顔をほころばせるお客様の姿を見て、私まで嬉しくなったのを覚えています。

「ここに決めてよかった」。そのひと言は、今も大切な記憶として心に残っています。

04 そして、いま

まだひよっこ それでも自分の足で立っている感覚は、ある

困ったときは、いつでも上司を頼ることができます。「やりたいようにやってみたらいい。責任は自分が取るから」その一言があるかないかで、私が踏み出せる幅はまったく違ったと思います。

手を挙げれば、部署の垣根を越えて誰かが手を差し伸べてくれますし、他人の成功を我がことのように喜んでくれる人たちもいます。

営業経験は、わずか1年半。まだ足元のおぼつかないひよっこですが、支えてくれる人たちのあたたかさを感じながら、最近、少しずつ自分の足で立てるようになってきました。今は、その小さな成長を静かにかみしめています。

ここだけの話

街を歩いていても、つい「このビル、坪単価いくらぐらいだろう」と考えてしまいます(笑)最初は広さの見当もつかなかったのに、少しずつ分かるようになってきたことが、今の自分にとってひそかな自信になっています。

05 これからの未来

「一回きりの人生」 だから、やりたいことはあきらめたくない

まずは、この仕事で一人前になること。それが今の目標です。うまくいった日も、うまくいかなかった日も、そこから学べることを一つずつ拾い集めていく。その先には、きっと確かな成長があると信じています。

そしていつかは、営業だけでなく管理の仕事にも挑戦してみたい。同じ「不動産」という言葉では一括りにできないほど、さまざまな経験を積める環境が整っているのは、総合不動産だからこそだな、と実感します。

海運から不動産へ。あの日、迷いながらも進んだこの道で、私は少しずつ自分の居場所を見つけてきました。まだ道の途中ではあるけれど、人生は一回きり。だったら、やりたいことはあきらめたくない。

今はただ、目の前のお客様やオーナー様と真摯に向き合い、一つひとつの仕事を大切に重ねていく。その歩みの先に自分らしい道が続いていると信じて、今日もまた一歩を踏み出します。